「アカペラの神様」とまで言われている女声2、男声3人編成のスウェーデン出身のグループ。
間違いなくアカペラグループでは屈指の実力でしょう。
レパートリーはジャズを基本としていますが、近年はポップス路線に傾いています。
また、声楽出身ということもあり、時折ミサ的な楽曲も手がけます。
メンバーは
top:Margareta Jalkeus 2nd:Katarina Henryson 3rd:Anders Edenroth
4th:Peder Karlsson 5th:Anders Jalkeus
2006年をもって、Topのマルガリータが脱退。後釜をJohanna Nystromが務める。
キャリア・実力共にアカペラ界では大御所と言えるポジションであり、
近年になってようやく国内盤を発売するに至りました。
しかし、依然として過去のCDは入手しがたいといえます。
普通のCDショップでは以前「Jazz Vocal」のコーナーにありました。
「Live in Stockholm」は間違いなく名盤。是非とも抑えたいところ。
ネット通販ではHMVがオススメです。7、8枚くらい購入が出来る状態です。
※2008年1月追記
定額ダウンロードサービス「Napster」でアルバム数枚を聴くことができます。

どういうサービスか気になる方は特集:napsterが熱いという記事を書きましたのでご参考下さい。
公式サイト:THE REAL GROUPhttp://www.realgroup.se/
・ Real Christmas
・ Pop Collection
・ In The Middle Of Life
・ Commonly Unique
・ Live in Stockholm ★
・ En riktig jul
・ Get Real!
・ Unreal!
・ ROSTER
・ NOTHING BUT THE REAL GROUP ★
Get Real!
Unreal!
オススメ度:★★★★★★★★☆☆ →オススメ度(評点制)について
アカペラ界の神様と言われるThe Real Groupの国内版クリスマスアルバム。
過去の作品からの抜粋と、ライブ録音・新録の追加。
当ページでも紹介している「En riktig jul」と、入手困難の「Julen er her」から構成されている。
手に入りやすいという点を含め、当アルバムがあればとりあえず良いだろう。
一部スウェーデン語で構成されるものの、
おなじみの「きよしこの夜」や洋楽Popsからの抜粋が多い。
「American Christmas Medley(Live)」など親しみやすい曲も多く含む。
上質の一枚を求める方にオススメしたい。
オススメ度:★★★★★★★☆☆☆ →オススメ度(評点制)について
国内レーベル「Spice of life」から発売された
リアルグループ国内盤の2枚目。
中期〜現在に至るまでのリアルグループの曲をまとめています。
いわゆる生声路線を外した頃からの選曲ではありますが、
アルバムタイトル通りのPOPな選曲で比較的聞きやすいです。
M1は既録音のものとは別アレンジ。大分ラテンボッサ的な方向に変更されています。
大体こういうトラックは「元のアレンジがいい!」と言ってしまう管理人ではありますが、
このアレンジ、結構好きです。(数年前発売の韓国盤ベストにすでに収録)
初収録曲としてはM3 I'll Never Fall In Love Againのみ。
しかし、M1同様、韓国盤ベスト(現在は海外輸入に頼るしかないもの)のみの収録曲からの抜粋が。
中でもM6 The Song From The Snow辺りは透き通った印象の曲調で好きです。
M1 CHILI CON CARNEを含め、彼らの代表曲
「ACAPPELLA IN ACAPULCO」「We're five」はきっちり抑えてます。
国内盤「In The Middle Of Life」を購入して何か感じるものがあった
リアルグループ初心者には是非とも手に取っていただきたい所。
オススメ度:★★★★★★★☆☆☆
ファンにとっては今更の日本デビュー盤。
アルバムタイトルに彼らの人生の岐路というか
新たな出発的意味合いが込められていて良いですね。
全体的に大分ポップな印象に仕上がっていると思います。
さて、ジャケ裏に
「The voice is the only instrument used on this album(声がこのアルバムの唯一の器具)」
と書いてあるのは過去に出したアルバム「Commonly Unique」と同様です。
しかし、01.02.14当たりでは打ち込みとしか思えない技巧をやっています。
(14.はCommonly Uniqueにも収録されていましたが)
ミキサーに4名(メンバー外を2名)を投入している事がクレジットからも伺え、
エフェクトとかを思いっきりかけてどうにかしてるんでしょうが、
仮にも日本「デビュー」盤なんだから、
ここまで音マネゴテゴテ系の物に固めてしまうのは個人的には微妙。
似たような話題をひっそり書いているコラムに書いた気がします。
(同様の点を指摘されている方がいました。こちらのblogです)
また曲順もスウェーデン盤とは随分入れ替えているようですが、
別にそうする必要もなかったんじゃないかなぁ、とも思います。
個人的には01.02.の連続の印象が悪い。
で、良い面ですがリアルグループのアルバムの構成を残しつつ、
聞きやすくなっているのはとても良いです。
ミサ調の曲も相変わらず入ってますが、
今回はそれがアクセントとして生きていると思います。
個人的好みは、ブルーシーにスウィングする04.とか、
サンバ風に展開していく06.辺り。
09.もすんばらしいですね。Margaretaの力強いこと。
サビ以外は字ハモなのですね。
ちなみに一部の曲の楽譜が購入できるみたいです。
というか公開されているような・・・こちらです
オススメ度:★★★★★★★☆☆☆
後に日本で出す「In The Middle Of Life」のように
ミキシング等を使用しつつもアカペラというスタイルを貫いた一枚。
クレジットの最後の方に「NO INSTRUMENTS USED ON THIS ALBUM」と書かれています。
この件に関しては上でも書いていますが、まぁ同じような印象を持つわけです。
個人的好みはスウィングで進行していく04.Thousand Things、
(どうしてもJAZZ調のやつには弱い・・・)
迫り来る疾走感のある曲調の06.Run Run Run、
どことなくラテンのノリを感じる08.Lift Me Up辺り。
2006年10月11日に「Spice of life」から国内盤が発売されました。
ジャケット画像は国内盤のもの(といっても輸入盤と同じですが)
まだ聞き比べてないので、何か差異があったらまた追記しますです。
オススメ度:★★★★★★★★★☆
リアルグループのライブ盤です。
ライブ盤ということで、どうしても避けられないのが微妙な音程のズレなど。
それがライブの良さでもあるんですが・・・ここでは先に悪い所を列挙しましょう。
01.はしょっぱなという事で、メンバー全員まだ声が出てない感じがあります。
topとかは特に苦しい声で歌っている印象。
08.は頭のベースのリードがふらふらふらふら・・・うぐぐぐ。
まぁ、この曲自体が難しいメロディ且つ、ベースのリードって滅茶苦茶難しいんですが。
それでも「んんん・・・?」ってなる感じ。
しかし、取り留めて気になるのはこの辺くらい。
01.の直後に完璧なハーモニーを聴かせてくれる02.や、
ワルツのリズムからぐぉ〜んとスウィングにテンポチェンジする07.は聴きどころ。
07.はしっとりとスウィングしている感があるので、逆にノリ良く進行する03.辺りもいい感じです。
09.は(「Unreal!」に収録)勢いで押している感はあっても圧巻。
ライブにも関わらず、Top担当のMargaretaはHigh Cの上のF#(!)を平気で出してるわけで・・・。
リードを大変色っぽく歌っているのは3rdのAnders Edenroth(男)です。
11.も(「Get Real」に収録)もライブ盤のほうが盛り上がりが上手いというか、
こっちの方が好みなんですよねぇ。なんとなくなんですけど。
10年前のライブ盤でこの実力。
いかに日本のアカペラグループ(ゴスペラーズやトライトーンは除く)が
後発かというのがよくわかるでしょう。
ライブ盤では文句なくオススメできる一枚だと思います。
他にもライブ盤はTAKE6や、トライトーン(シングル中のトラック)も出していますので
お好きな方は合せて聞いてみるのも良いでしょう。
試聴:Live in Stockholm / The Real Group(amazon.co.jp)
オススメ度:★★★★★★★★☆☆
Real groupのクリスマスアルバム。
入手はa-cappella.com(海外)くらいかなぁ。
全曲スウェーデン語で構成されています。
賛美歌(スウェーデンのもの)が大半と、オリジナルが数曲。
まず一曲目は01.Stilla nattことSilent Night。
これがしっとりとしたアレンジでなかなか良いと思います。
02.辺りからすでに賛美歌って感じで、
クリスマスの雰囲気とは違うんですが、
それでもこの盛り上がり方はとっても好きです。
12.はテンポがゆっくりになってからが聴き所。
雪がちらちら降ってきそうなアレンジになっております。
曲最後の「tip tap」の和音にも注目。
13.はクリスマスソング&賛美歌のメドレー。
ボイパのハイハットが入る所は、パーッと明るくなる感じで好き。
演奏水準が極めて高いアレンジだと思います。
というわけで、個人的には01.02.07.12.13がコアと見てます。
(07.はタイトルトラック)
序盤、中盤、終盤とバランスよく聴けたアルバムでありました。
オススメ度:★★★★★☆☆☆☆☆
リアルグループ96年の作品。
タイトル通り彼らのオリジナルソングを集めた一枚。
全曲スウェーデン語での演奏なので、歌詞を理解するのは難しいです。
いろんなジャンルに挑戦していますが、
ほぼポップスがメインと考えてよいでしょう。
それとなく優しい感じの曲が多いです。
ハーモニー感覚は洗練されており、1音1音が丁寧に作られていると感じます。
その反面、個人的にはおとなしすぎるとも思うのです。
オリジナルソングといえばそれとなくウズウズするものですが、
キレイにまとまりすぎて――具体的にはリード以外のコーラスが、
まさに「バックコーラス」的なパワーバランスで――
各パートの主張が薄い。一曲一曲がさらっと流れてしまう印象。
「アカペラ」としてはあんまり面白いものではありません。
彼らのライブに行くレベルのファンの方が持つ1枚でしょう。
唯一、12曲目 bara viがちょっとJAZZノリでいい感じなのですが、
これもガツーンと来るポイントが無いんだよなぁ・・・。
01.A capella in Acapulco
02.A Child Is Born
03.Dancing Queen
04.Wait And See
05.How Come It Is So Hard...
06.What Are You Doing...
07.For The One I Love
08.Flight Of The Foobirds
09.Love Is Meant For Everyone
10.Come Together
11.Strawberry Fields Forever
12.It Don't mean a Thing
13.Kristallen Den Fina
オススメ度:★★★★★★★☆☆☆
リアルグループの6枚目のアルバム。
Unreal!と随分と曲がかぶっていますが、こちらは
ヨーロッパのマーケットを意識した作品らしいですよ。
「Unreal!」とは若干の収録曲と曲順を変更してあります。
01.と02.は正に「ROSER」と同じ構成ですね。「Unreal!」同様、こちらは英語版ですが。
この辺から「ROSER」、「Unreal!」、「Get Real」は3兄弟みたいなCDっていう印象が。
A capella in Acapulcoはスウェーデン語のほうが何となく好きかなぁ。ホントに何となく。
03.はあのABBAのダンシングクイーンです。
このアレンジ結構いいと思います。イントロとかサバービアのような雰囲気。
05.は4thアルバム(管理人は未聴)のトラックの英語版らしいですが、
疾走感あってカッコいいトラックですね。ブレイク気味に進行するところとか。
09.は「Unreal!」には収録されてませんが
「ROSER」の03.VID STRANDENの英語版。
どうでもいいが、Unreal!もGet Realも、どうもヘッドフォンで聴くと
乾いたような感じの音色の仕上げをしているような気がしますね。
リバーヴというかディレイというか何というか。
おそらく音程の差異がでないようにする為のものなのでしょうが、
個人的にはバサバサした音色の印象を受けました。
01.Flight Of The Foobirds
02.Walkin'
03.A Capella In Acapulco
04.A Child Is Born
05.Come Together
06.Wait And See
07.Skylark
08.I've Found A New Baby
09.What Are You Doing...
10.It Don't mean a Thing
11.Body And Soul
12.Kristallen Den Fina
13.Jag Vet En Dejlig Rosa
14.For The One I Love
オススメ度:★★★★★★★☆☆☆
リアルグループの5枚目のアルバム。
上に書いてある「Get Real」と同様、地域限定のベストアルバムのようなもの。
一応ここでは半ベストアルバムとでも言っておきましょうか。
「Unreal!」はアメリカ圏に向けて作成されたものらしいです。
ちなみに公式サイトのアルバム紹介には「Unreal!」も「Get Real」も記載なし。
のっけの01.がかなりいいじゃないですか。
ランニングベースで進行していくアップテンポのスウィング。
05.は個人的にあんまり・・・。スローロックっていうかデジロックって雰囲気。
スネアドラムの音が妙に耳につくし、女声のコーラスはネコの声に聞こえるし(笑)
「Get Real」にも収録されていますが、個人的にはイマイチだなぁ。
10.は管理人が強く推した「Nothing but the real group」収録のヴァージョン違い。
今回収録のほうがキレイにまとまってる感があるんですが・・・
やっぱり勢いは前の方があったなぁ。テンポも若干今回は落してあるみたいですね。
13.はタイトルもそのまま「ROSER」収録のものと同様です。
14.は同じくアルバム「ROSER」に収録されてる「DEN JAG ALSKAR」のカラオケ版?です。
リードヴォーカル抜きかぁ・・・狙ったのかなぁ・・・地域限定盤なのに・・・
(ちなみに「Get Real」には07.に歌詞有りの方が再録)
試聴:Unreal! / Real Group(amazon.co.jp)
オススメ度:★★★★★★★☆☆☆
real groupの3rdアルバム。
前作は英語詞がメインでしたが、
今回は母国語のスウェーデン語で全曲歌われています。
アルバム全体を通して、落ち着いた雰囲気の曲が多いように思います。
ちょっとクラシックっぽいのとかミサ曲っぽいのとか入っていて。
というわけで、初めて聴いた時はちょっと眠く・・・。
5声+αの曲も数曲(リード+コーラス4声+ベースとかね)
01.A CAPPELLA I ACAPULCOは後に英語詞でも歌われているそうです。
(「Unreal!」「Get Real!」に収録)
この曲、全体の曲調も好きですが、ラストの
「♪てれるってるってっるってるっ」って部分の
ファミコンっぽい音色が好きだったりします。
06.EN GANG I STOCK HOLMではヴォイストランペットが聴けたり。
TRY-TONEのリーダー、多胡淳氏ももやってますが、real groupでは女声が担当。
うーん、いい感じです。けっこう長い間小節やってくれるので聞いてみて下さい。
07.BERATTELSEN OM BERTILは曲調がホイホイ変わって聞いていて楽しいです。
スピードがゆっくりになってリスタートする所、お気に入りです。
12.PIPPI LANGSTRUMP-POTPURRIは・・・なんでしょ。メドレー?
最初はシンフォニックに。後半はハンドクラップまで入ったり。
前述したクラシック、ミサ系の「眠くなる」ってのがネック。
試みは全然良いと思うのですが、曲調が偏り気味な感があります。
でも08.VARFOR AR LOUISE SA BLYG?辺りは凄い好きだな。
あと、対訳は無いのは仕方ないとして、歌詞カードくらいは欲しかった・・・。
どうでもいいですが、TOP高い音域出すなー(最高音がhighCの上のE)
試聴:Roster / Real Group(amazon.co.jp)
オススメ度:★★★★★★★★★☆
real groupの2ndアルバム。
まず、アルバム冒頭のM1からガツンとインパクトが伝わると思います。
言うなれば、ビッグバンドの曲をそのままアカペラにしたような形。
お馴染みJAZZの巨匠デュークエリントンのナンバーを見事に料理しています。
1989年のアルバムで、ベースラインが同時にリズムを刻む
(表記するとdom tsom dom tsom 〜という感じ)のは非常に画期的でしょう。
M4Chili con carneはリアルグループの看板曲の1つ。
メキシカン料理「チリコンカン」を題材にした歌詞と、
サビのフレーズから生み出されるリズムが印象的です。
M4、M6As rainは日本でも楽譜も出版されております。
デビューアルバム「Debut
」が些か声楽的な印象を受けたのに対し、
今作ではややライトな音色になっており、またポップな曲調が増えているのが特徴です。
リアルグループ初期の作品の中でも名作といえる出来。
当サイトオススメ。
試聴:Real Group/Nothing But The Real Group(HMV.co.jp)
オススメ度:★★★★★★★★★☆
The Real Groupデビューアルバム。
JAZZのスタンダードと地元スウェーデンの楽曲を織り交ぜた一枚。
やや声楽的な発声のように思えて、特にTopのマルガリータがその色が濃いです。
しかしながら、JAZZYなノリはこの頃から秀でており、
グループ全体としてスウィング、スキャットを完璧にこなしている印象。
曲に対する抑揚感が他のグループとは一線を画しているのです。
11.My Romanceはハイテンポなスウィング楽曲。
冒頭からパーッと世界が広がって行くように勢いのある入り方をします。
1分30秒という収録時間があまりにも短く感じるアレンジ。
ハーモニー、アレンジ、テンション全て置いてさすがとしか言いようが無く、
デビューアルバムでこれだけの質を見せるグループを他に知りません。
(個人的にはTAKE6を凌駕する気さえします)
JAZZのスタンダードが抵抗無く聴ける人なら間違いなく買いです。
購入:Debut
(Tower Record.co.jp)